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2016.07.10 ドクターから一言 第7回「サラサラ血液生活のすすめ2」

サラサラ血液はあらゆる健康の基本です。
これは毎日の食生活、生活習慣病により作られます。
血液をサラサラに保つ食品として代表的なものにお茶、魚、海草、納豆、酢、キノコ、野菜、ネギ類があり、この頭文字を取ってオサカナスキヤネ食と提唱しています。
野菜類の中では黒豆、緑黄色野菜、梅肉エキスなどがお勧めです。
特に赤血球の膜がしなやかでない血液には黒酢や青背魚が、血小板がくっついたザラザラ血液には納豆が、ストレス、タバコで白血球が粘着したベタベタ血液には緑黄色野菜が良いと言われています。
また血液をドロドロにするものはこの他に活性酸素があります。活性酸素とは酸化力の非常に強い酸素で体内で作られますが、これが多いと体の酸化=サビが発生し、老化や動脈硬化、発ガン等様々な病気を発生します。
活性酸素はストレス、タバコ、紫外線で特に増加します。
この酸化を防ぐものに抗酸化的物質があり、βカロテン、ビタミン、C、Eなどが代表的です。
その他に最近話題のコエンザイムQ10、EPA、DHEA、イソフラボンなどのサプリメントも有効です。
この様にオサカナスキヤネ食に抗酸化ビタミンやサプリメントを上手に取り入れ、適度な運動で肥満を防ぎ、いつまでもサラサラ血液でいようではありませんか。