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2016.05.20 ドクターから一言 第4回「妊娠中のお薬の飲み方」

妊妊娠中病気になった場合、お薬を飲むのはずいぶん迷いますね。
普段常用しているお薬でも思わぬ副作用を表す事もあり、しかし母体が重い病気になればそれは胎児にとっても重大な影響をおよぼすからです。
そのため必要なお薬は、妊娠4~7週までの重要器官形成期や、胎児に明らかに悪影響がある場合を除いて、慎重に服用する事が必要となります。
重要器官形成期には以下のようなお薬には注意が必要です。
ホルモン剤・抗うつ剤・抗てんかん剤・向精神薬・催眠剤・抗癌剤・ワクチン類・利尿剤・降圧剤のACE阻害剤、アミノ配糖体やテトラサイクリン系抗生剤などのうち一部のもの。
また過量のビタミンADEK、ワーファリン、コルヒチン、リーマス、造影剤なども避ける事が望ましいです。
さらに重要器官形成期を過ぎても妊娠15週までは、前記のお薬の服用は慎重にする必要があります。
一方妊娠中~後期にかけては降圧剤のβ遮断薬が、妊娠後期~臨月にかけては非ステロイド系消炎鎮痛剤、サルファ剤の危険性が増します。
ただしここに示した群に含まれるお薬はすべて危険なわけではありません。
個々のお薬については医師、薬剤師の指示に従ってください。
また授乳期の服薬については多くの要因がからむため一概に論ずる事はできませんが、時には授乳の一時中止が必要な事もありますので医師の指示に従ってください。