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心臓の病気は、即死に繋がることも

みなさんご存知の通り、心臓は人間の生命維持には欠かせない、とても重要な臓器です。そのため、万が一のことが起きると即、死に繋がることも珍しくありません。実際、症状が出てから1時間以内に死亡することは珍しくなく、そのため近年はAED(自動体外式除細動器)が普及しているくらいです。
心臓発作で死亡した人の半分以上は、事前の自覚症状がなかったというデータもあります。
最初の発作でそのまま意識が戻らなかった…といったことがないよう、特に気になる症状がない方も定期的に心臓ドックを受けられることをお勧めします。
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こんな症状ありませんか? symptom

  • 痛みや圧迫感(特に胸、背中、肩、首、顎、歯、上腕、みぞおち)
  • 動悸、息切れ、呼吸困難
  • めまい、ふらつき、失神
  • 全身倦怠感
  • 不整脈のある方
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 心臓肥大
  • 肥満
  • ヘビースモーカー
  • 働き過ぎ
  • 疲れやすい
  • お酒をよく飲む(特に夜中)
  • ストレスを感じやすい
  • 激しい頭痛
  • 食事が不規則
  • 運動不足
  • 心電図異常を指摘された
  • 久しぶりに運動をしたい
中高年の過労死や突然死が増えていますが、その原因は狭心症、心筋梗塞、脳出血、大動脈瘤破裂などの循環器系疾患だと考えられます。これらは早期にその兆候である高血圧や動脈硬化を発見し、上手くコントロールすることでリスクを軽減することができます。突然の発症で大事になることがないよう、上記に当てはまる方は、一度心臓ドックを受けておくようにしましょう。
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心臓ドックの内容と動脈硬化検査

種類 検尿、胸部レントゲン、心電図、血液検査、心エコー検査、ホルター心電図

動脈硬化検査について examination

動脈硬化とは

動脈硬化は、血管に弾性がなくなり、硬く、そしてもろくなることを言います。
動脈硬化が進むと脳卒中や心疾患のリスクが高まることがわかっているため、これらの病気を予防するためにも、動脈硬化の状態を知り、適切な治療やケアをしていくことが重要です。
地域の皆様の健康をトータルサポートする医療法人社団北瀬循環器科内科 動脈硬化とは

動脈硬化検査

動脈硬化について調べる際は、脈波速度測定と頸動脈エコー検査を実施します。
まず、脈波速度測定では、血液が流れる速さを測定します。
正常な血管はしなやかでたわむため、血液はゆっくりと流れますが、動脈硬化を起こしている血管は硬く弾性がないため、血液は速く流れます。
検査は、手足に血圧計を巻き、心音を測る装置や心電図をつけた状態で行い、およそ5分で終わります。
また、頸動脈エコーでは、エコー(超音波検査機)を使って内頸動脈の内膜・中膜の厚さを測定します。
さらに、血流の速さやコレステロールの塊がないかも確認します。

CRP

近年、炎症の指標であるCRPを測定する検査(血中高感度CRP検査)が注目を集めています。
動脈硬化は、コレステロール、ウイルス、細菌、活性酸素などが原因で起きる炎症の一種であることがわかってきたため、通常よりも500倍から1,000倍の感度で血管の検証の検査を行うことで、動脈硬化の進行度合いを知ることができるのです。
いずれも、短時間で済み、大きな負担や食事制限などはないため、気軽に受けていただくことができます。様々な疾患を予防するためにも、動脈硬化の検査を受けておくようにしましょう。